日常会話の英会話
実は最も難しい日常会話
「日常会話程度ならできます。」
あなたの英語力は?と聞かれて答えてしまうフレーズですね。
しかし考えてみて下さい。
日常英会話ができる、とはどの程度の英語力を示しているのでしょうか。
おそらく「日常英会話程度なら」と応える人のほとんどが、挨拶や買い物ができる程度に考えているのだと思われます。
それは日常のごく一部でしかありません。
英語能力の高い人ほど「日常英会話が一番難しい。」と言います。
それはなぜでしょうか?
私たちが日本国内で行っている日常会話を思い出してみて下さい。実は日常会話ほど多彩なシチュエーションや、あらゆる人や話題が対象となるのです。
つまり日常会話の難しさは以下の前提にあります。
・どのようなシチュエーションもありえる。
・どのような人が相手になるか分からない。
・どのようなジャンルの話題が持ち出されるか分からない。
・文法通りの正しい英語は使われることは少ない。
・スラングが使われる。
・流行言葉が使われる。
・旬の話題が盛り込まれる。
・宗教や歴史を背景としたことわざやジョークが盛り込まれる。
いかがでしょうか。上記の前提は日常会話の一部ですが、これだけでもいかに日常会話というものが難しいか分かると思います。
日本人同士でも、日常会話を通して相手の教養が分かってしまうものです。つまり、母国語でさえ、上記の前提を全てクリアできる人は少ないと言えるでしょう。
ですから、「日常会話程度なら」できる、と言っている人たちは、実は本当の日常会話の難しさを想像できていない場合が多いのだと分かりますね。
とりあえず目指すレベル
日常英会話の難しさは前述した通りです。
ですから、日常英会話というものは、ある意味永遠にマスターできないものだと考えた方が良いでしょう。
つまり、日常英会話は、一生学び続けるテーマであると考えられます。
では「日常英会話程度ならできます」と言っている人たちにとっての日常英会話とはどのようなものを示しているのでしょうか。
実はここに、「とりあえず」目指すべき英会話の目標があります。
つまり、日常英会話を身につけたい、という時に目指しているのは、日常生活を送るために必要な最低限の会話力のことを示しているからです。
これを目標とするのであれば、それほど難しいことではありません。
日常英会話の学習法
さて、多くの人が目指す日常英会話が、実は「日常生活を送るために必要な最低限の会話力」であるということが分かりました。
これで目指すべき目標が明確になったわけです。
こうなると、学習方法を効率的にすることができますね。
それでは、「日常生活を送るために必要な最低限の会話力」としての「日常英会話」を学ぶにはどうしたら良いでしょうか。
実はこのレベルの会話であれば、ネイティブといえどもそれほど難しい表現は使いません。むしろ、私たちが学校教育で学んだ英語と比べても拍子抜けするほど簡単な表現を使い回しています。
ところが、この簡単な表現を私たちは知りません。
そこで最も効率が良い学習方法は、ネイティブが日常生活のなかで使っている簡単で頻繁に使っている表現を、フレーズとして覚えてしまうことなのです。
文法といった理屈は後回しで構いませんので、どんどん、できるだけ多くの簡単なフレーズを覚えていきましょう。
自然に口から出てくるくらいに何度も繰り返して覚えていけば、だんだん話せるようになってきます。
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