英語のディクテーションとは
ディクテーションとは
英語の音声を聞き、文字に書き取っていくトレーニングです。
この方法は、英語の意味を解釈することよりも、英語の音を正確に聞き取るためのトレーニングです。
実際には、音声教材をきりの良いところまで聞いて止め、そこまで聞き取れた英語をそのまま文字として書き取ります。
書き取れたら、次の音声を聞き、またきりの良いところで文字に書き取ります。これを繰り返します。
次に、聞き取れなかったところを聞き直して書き取ります。
最後に、正解のテキストと比較して、自分が聞き取れていなかった箇所を確認し、音声教材を聞き直して確認します。
これらのトレーニングを繰り返すことで、リスニングの正確さを高めていこうというものです。
ディクテーションを正しく行うと、音声では非常に弱く発声される前置詞や、聞き取りが困難な三単現の「s」などが、いかに聞き取れていないかったかということが直ぐに分かります。
また、ディクテーションを続けていくと、正解と答え合わせを行う度にミスしている部分に気付き、自分が聞き取りを苦手としている音声に気付くことができます。
この聞き取りの弱点に気付くことで、聞き取り能力を効率よく高めていくことができます。
このディクテーションですが、最近では紙にペンで書き取るよりも、パソコンのテキストエディターやワープロに入力していく方法が採用されてきています。
これは、手が疲れないということや、書き取り速度を上げることでトレーニング時間を圧縮するという目的もありますが、入力した文字をワープロの校正機能を利用して採点できる、というメリットがあるためです。
英語を正確に聞き取るトレーニングとしては非常に優れたディクテーションですが、このトレーニングは学習者にとっては非常に疲れが大きいトレーニングであるため、かえって英語学習の挫折のきっかけに成りやすいという指摘もあります。
ですからディクテーションを行うに当たっては、自分の英語力に相応しい教材を利用し、無理のないレベルから行うことを心がけましょう。
カテゴリー:英語のトレーニング
